前回の『旅をする理由』からの続きです。
タイの空港に到着した瞬間に
「すごい香辛料の匂いが…うっっ…」
旅人雰囲気を出して、ドヤ顔でいた矢先の熱い洗礼ありがとうございます。
地球の歩き方を片手にバス停に向かい、市内中心部まで、シャトルバスで移動。
「とんでもねぇ車の量…(笑)」
初めての一人旅でとにかく不安だったことは、道に迷ったらどうしようという初歩的な不安でした。(笑)
分からなければ、「人に聞けば良いや」っていう考えもあったけど、「言葉わかんないね〜」っていう思いが募っていました。
とにかく、「なんとかなる!」とか思って、
飛び出した第1カ国目はタイのバンコク。
『行程』4泊5日
1日目: タイ市内観光
2日目: アユタヤ遺跡
3日目: パタヤビーチ
4日目: タイ市内観光
行程的に安定感はんぱない感じですが、いろいろと緊張するわけですよ。
長距離列車に乗るときなんて、こんなに切符売り場あるし
でも、意外とタイってそれなりに英語通じるんだよね。
なんとか列車に乗れて、アユタヤへ
アユタヤに到着してから遺跡まで歩いて行けるかなぁなんて思いながら、地図を片手に歩いて…
…
「迷ったわ。」
((((;゚Д゚)))))))
違う道を歩いてしまって、結局1時間半ほど歩きました。
この日は生憎の雨。
- 夏のタイは雨季に入るため、晴天率が悪い。
- 冬は乾季になるため、砂ほこりが舞いやすく、煙いが晴天率が高め。
滝口洋一(個人調べ)
遺跡群を散策して日帰りでバンコク市内へ
3日目
市内から南へローカルバスに乗ること2時間で到着するところは
パタヤビーチ!!
の写真が残っていないためこちらでガマンしてください。
すいません。
量とか少なそうって思って、調子乗ったらこんなに…(笑)
これで、たしか1200円とか..,(安っっ)
すごいんだけど、曇り空で迫力半減。
あのお寺はやばいですよ。
東洋のサグラダファミリアと呼ばれているのがよくわかります。
たしかに荘厳だし、壁中に仏の顔だらけで、日本にはない感性は本当にすごい。
「これで青空だったら最高なのにな〜。」
この日も日帰りでバンコクに戻りました。
最終日はタイ市内を散策と本場のタイ式マッサージをくらう。
日本人の方が経営してるそうで、接客もしっかりとしていた。
なんか日本っぽかった(笑)
SECOMあるし。
タイ式カウンセリングを受けました。
店員「コースハドウシマスカ?」
おれ「えっと、1時間で…」
店員「マッサージノチカラハ?」
おれ「選べるんですか?」
店員「ハイ。フツウ、スコシツヨイ、トテモツヨイカラエラベマス。」
おれ「ふ、普通でお願いします。」
「優しめとかないんかい!!」
とりあえず、強め押しなのね。
「受けて立ちましょう。」
謎の個室に連れて行かれて座って待つこと5分
…
いきなり、ゴリゴリ系の女性登場。
店員「ウツブセニナッテクダサイ。」
言われるがままにうつ伏せになる我輩。
…!
おれ「いっでぇぇぇぇーー!」
「全然ふつうの力じゃねぇぇぇ」
1時間のマッサージを終え、最後に言われたこと。
店員「カナーリコッテマスネ。コリコリデース。」
こんだけ強くやられたら力むよ。そりゃ。
夕食はこちら。おしゃれな雰囲気ですが、僕しかお客様がいなかった。
トムヤムクン?とよくわからないおかずを注文。
結果、ジャンキーな食事になりました。
これで500円というから驚き。ポテト後方のウインナーには、緑の唐辛子が入っていて、食べた後に泣きました(笑)
初めて訪れたこの国で、初めて一人旅をして、
学んだ3つのこと
- 生きるという価値観と基準が違うということ。
誰かに守られて生きるのではなく、自分の力で生きる。
決して、環境も日本ほど良くないこの地で、生きる人は、力強く、明るく、活発な人ばかりでした。
コミュニケーションも積極的で、スクーターやトゥクトゥクと呼ばれる三輪自動車で
「案内してあげるよ」って何度も言われた。
しつこいなと思ったけど、視点を変えて物事を考えれば、声をかける前から恥ずかしいという思いはないです。
イエスかノーで言えばそれで済むこと。
そもそも、声をかける前からいろいろと考えてしまって躊躇してしまえば、コミュニケーションどころの話しではない。
相手の立場に立った物事の考え方以前に、自分が勝手にフィルターを作っていたことに気づきました。
コミュニケーションとは声をかけあうことからのスタートだと思います。
生きる=◯◯という具体性があってこそ、力強く明るく活発に入れると思います。
- 日本の想う豊かさとは異なる豊かさ
日本の豊かさとはなんだろうか。お金なのか。安定した生活なのか。たくさんの人から注目を浴びることだろうか。
1人1人違う価値観があり、感じ方も様々なので、一概には言えませんが、守られた環境と守られた生活が=豊かさなのだと思います。
しかし、タイの豊かさは違います。
もちろん環境が違うので当たり前ですが、ここに住む人はいわばフィールドであり、遊び場そのもの。
経済も豊かとは言えないので、日本人とは違い、なかなか海外に遊びに行くことは難しいです。
それでも、この国の人は自由に毎日を過ごしています。
決して、物資か乏しくても「楽しく生きる」=「自分が源」で生活しているのだと思いました。
最後に
- 本場タイ式マッサージは痛すぎて死にそうということ。
これは…(笑)行った人にしかわからない。
行きたい人は覚悟するか、全力で優しくしてとお願いするしかありません(笑)
幸運を祈ります。
初めての国で学べたことはたくさんあります。好奇心とかワクワク感はすごくて帰りたくなかった。
この経験のおかげでさらに他の国に行きたくなりました。
タイありがとう。
またいつか行く日を楽しみにしています。
それではまた。